読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

勝ちにいく“恋人に甘える”訓練

今日も花粉の気配。夜の気温が低い。


今日は、好意を適切にアウトプットしていくための具体的技術についての授業が義務教育に欲しかった、という話。


私は、もう26だというのに、去年まで自分から恋人に甘える、或いは甘えながら好意を伝えるという行為が本当にできなかった。なんか間合いがはかれないし具体的にどのように動けばいいかわからない。


結局ずっと、向こうからベタベタ甘やかしてもらう(「何食べたい?こんな店があるよ」「どこ行きたい?こことかどう?」「疲れてない?コーヒー買ってこようね」)とか、或いはあざといオラオラ男性から強引に甘えられる(「チューしてー」「頭撫でて♡」「ここ行きたい!」)とかいうスタイルの交際しかできなかった。

そりゃそうだ、こちらから何もしないのであれば、あちらから空気をつくってもらうしかない。いやしかし、有能な殿方ばかりで感心しきり。


しかしこのやり方はおそらく、私のセクシャリティ(広義)に合っていなかったんだろうな。今だからわかるが、向こうからの働きかけに応じる形で甘やかされたり甘やかしたりのイチャイチャを繰り返すたび、『なんか違う…負けた気分…』という気分が識域下で増幅されていったっぽい。本当に、今だからわかることだが。


んで去年、本気で付き合いたいと思う男性が現れたことをキッカケに、本気になって、男女問わず恋愛上手の人を観察して、或いは思い出して、言動完コピするところから始めた。


真面目に観察し始めて思った、ヤツらはすごい。好意を屈託なく伝えたり、甘えたりすることで間を支配している。焦らしたり急かしたりすることでうまいこと相手の興奮を誘う、或いは、俺/私がいなきゃダメなんだ、と思わせる。ねぇそれどこで学んだの?義務教育のどっかにあったっけ?


間合い、を端的に示す例として、昔好きだったフェミニン系のモテ男が実践していたキスに至るまでの3ステップメソッドがある。奴ら、キス1つするにも3ターンアレコレして焦らすのだ。女(つーか私)は腰砕けだよ。最高のクソ野郎。このメソッドらへんの話は次のエントリに書きたい。私は彼から学んだから書くけど、実はどっかにマニュアルでもあったりして…


で、そんなんを散々観察して(或いは思い出して)脳内で反芻して、実践。もー最初は自意識の壁を前に本気で消えたくなった。しかし律儀な恋人の優しさにも助けられつつ恥ずかしさを1つ1つ克服し、今は完全に先手を打って甘えられるようになった。この人いいな、と思う人には。


もちろん、自意識過剰で無駄に相手の顔色を伺ってしまうという根本の性格は変わっていないが、それでも、小手先のアウトプット(甘え方)を覚えただけなのに、コレが思いの外快適である。違和感がない。自分が求める性的あり方と自分の能力がそぐわなかったら勉強してでも能力を合わせに行ったほうがいいらしい。


恋愛の勉強なんてアホらしいような感じもするが、一部の人間にとってはこれだけ深刻な話だったりする。己のセクシャリティとズレた恋愛に身を投じると、相手の好意が違和感ひいては憎悪に変換されるほどの事態になりかねないのだ。能力を上げることでどうにかなるなら、勉強した方がいい。


もう1つ、これはどんなセクシャリティの人間にも言えるが、好意があって、愛していくぞという意志もあって、それでも、自分とパートナーにとって適切なアウトプットを選択していけないと恋愛はうまいこと立ち行かない。そういう意味でも、やはり恋愛を本能任せ自分のデフォルトの能力任せにしないことは、大事なんじゃないかな。


今日はスクワットをした。健康に近づいた。

おやすみなさい。